神戸市知的障害者施設連盟　職員部会

看護師・栄養士・支援員　合同研修会

と　き：平成30年9月3日（月）

場　所：社会福祉法人　神戸自興会

特別養護老人ホーム　萬寿園

参加者：２１名

内　容：①施設見学

②食事の試食（普通食・刻み食・極刻み食・ペースト食）

③萬寿園の説明等

④質疑応答

報告

今回、看護師・栄養士・支援員を対象に、特別養護老人ホーム萬寿園様の施設見学会等を実施させていただきました。

障害者の高齢化が進んでいる中、神戸市としても「親なき後対策」の強化を課題として挙げています。６５歳以上の高齢障害者については、介護保険給付が優先されることから、将来の住まいの場として、特別養護老人ホームがその受け皿の一つとなります。実際、萬寿園様にも当連盟の事業所から移行された方が数名おられました。

高齢障害者を受け入れるにあたり、職員の障害に関する専門性が必要となります（障害者生活支援体制加算をとるための要件の一つ）が、現状としては専門性をもった新たな職員を配置することは難しく、現存職員の育成を検討しておられるとのことでした。

現在、当連盟の施設で生活・活動をされている高齢障害者の方々に対して、私たちも認知症に関する知識、介護技術等学んでいかなければなりません。求められる専門性が広がる中、障害、高齢に関係なく、互いに学びあえる環境を、今後も継続していく必要性を感じる見学会となりました。